12月23日(金)、第2学期の終業式を行いました。
おかげさまをもちまして、予定していた授業や体育祭、合唱発表会などの学校行事を無事に行うことができました。皆様のご協力に心から感謝を申し上げます。
終業式では、サッカーのワールドカップで活躍した日本代表選手が次回の大会までにいっそう優れた選手になろうとしていることを例え話に、「目標とモチベーション、日々の努力を大切にして自分を高めてほしい」と話しました。
以下は学校だよりの巻頭言です。
8月の豪雨、主に11月のコロナ第8波、直近の豪雪と、災害が続きましたが、第2学期の教育活動を無事に完了することができました。これも保護者の皆様、地域の皆様のご理解とご協力によるもの、そして生徒の皆さんの努力の賜と、心から感謝を申し上げます。 最近は豪雨・豪雪の災害規模が大きくなってきています。今後いっそう、中学生が地域の防災に参加し、「自分自身の避難と、地域の避難活動での他者への貢献を両立させる」ことが求められます。そのために、朝日中学校は地域・行政機関と連携して防災教育をより具体的に活動化して、地域の安全を高めることに貢献していきたいと考えています。
さて、第2学期は体育祭、合唱発表会などの学校行事で、生徒が主体的に活動し、心身ともに大きく成長した姿を見せてくれました。また、地域の商工会様、事業所様から、2学年の職場体験活動や3学年の面接練習で多大なご協力をいただきました。本当にありがとうございました。地域の皆様からお世話になることをとおして、将来の朝日地区を担う大人に育ってほしいと願っております。
終業式では、「冬休みに2023年からの自分の夢を考えてほしい」と全校生徒に伝えます。
サッカーのワールドカップ2022では、日本代表は目標のベスト8にはあと一歩のところでしたが、達成されたに等しい感動をもたらしてくれたと感じる人が多いと思います。
今回の代表選手の中には、「次のワールドカップでベスト8以上に勝ち進むゴールを絶対に自分が決める」と公言している選手もいるようです。私は、(期待も込めて)その選手の目標は達成されると思っています。なぜなら、
○ 目標 日本をベスト8以上に自分が活躍して導く。誰よりも上手くなる。
○ モチベーション 絶対にそうしたいと思う。
○ 日課(ルーティン)その日までプロリーグで活躍して、日々鍛錬する。
という条件がそろっているからです。
ですが、次の4年間はこの選手に限らず、誰にでも平等に訪れます。「新しい自分を創造する」「自分の新しい歴史を作る」ということは、すべての人の目の前にあり、実行するかどうかはその人にかかっています。
全校生徒に、「新年の訪れにあたり、このサッカー選手のように、皆さんも『自分はこうなりたい』と決めて、努力を始めてほしい」と話します。「実行した努力が必ず結果となって実現するとは限らないが、本気で準備した人にしか結果は得られない」といじめ防止の講演で来校された歌手のTSUNEIさんも語っておられました。
この冬休みは、健康、家族との団らん(や家庭での役割)、新年の目標(決意)決めなどを大切にして過ごしてください。