本日6限は、小学校の先生方をお招きして、人権教育・同和教育の授業公開を行いました。
1年生は
「江口いとさんの半生 人の値うち」が教材でした。
「人は、肩書きや着ている物によって人を判断する・・・いつ人はこのあやまちに気づくのであろうか。」江口さんのこの言葉を、全員で考えました。
教師が、「偏見」の愚かさや怖さを生徒に問いかけ、皆で意見を出し合いました。
2年生は、全国水平社の設立について学びました。
「山田考野次郎さんの演説から、水平社に込められた願いとは何かを考える」ということが課題でした。水平=平等な社会とは何か、部落解放に立ち上がった水平社の願いや経緯について学びました。
3年生は、結婚差別について学びました。
「同和教育とは・・・人々に対する【差別】と【偏見】をなくしていくための学習」ということを前提に、部落差別による結婚差別を受けた人の話を教材として、不当な差別をなくしていこうということを学習課題として、意見を述べ合いました。
どの学年も、あらためて「差別は決して許してはいけない」「身近に差別案件が起こったら、見逃さずに皆で解消させよう」ということを学びました。