2023年6月8日木曜日

下越地区大会の選手激励会を行いました。

  6月5日(月)、下越地区大会の選手激励会を行いました。

 今年度は、バレーボール部(女子)、バスケットボール部(男子、女子)、卓球部(男子、女子)、野球部、特設陸上部、そして部活動は設置していませんが個人の剣道選手(男子)が出場します。



 全校生徒の大きな拍手、激励のもと、各部各選手がやる気に満ちた決意表明、選手紹介を行ってくれました。

 6月9日(金)に大会初日を迎えます。すべての選手が試合で力を出し切って満足感あふれる様子で帰ってきてきれることを願っています。



2023年5月26日金曜日

2年生が救急救命法講習を受講しました。

  5月26日(金)5限に、2年生が救急救命法講習を受講しました。

 講師として、新潟大学大学院医師学総合研究科から、新潟PUSH事務局 小山明日香様におこしいただきました。

 内容は、倒れている人を発見した場合、「大丈夫ですか?」と声をかける、呼吸が平常でない場合は人を呼び、119番通報(救急車を呼ぶ)、AEDを持ってきてもらう、その間胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行う、というものです。

 ビデオを見て学び、実際に練習用のモデルを使って実習しました。



 2年生の一生懸命取り組む態度が素晴らしかったです。
 学年委員長はお礼の言葉で、「今日学んだことを活かしたいと思います。ありがとうございました」と述べていました。

 小山先生、大変ありがとうございました。


生徒総会が行われました。

 5月19日(金)5,6限に、生徒総会が行われました。

 今年度の生徒会のスローガン(活動方針)、書記局や専門委員会、学年委員会の活動計画などを全校生徒が一堂に会し審議・承認する会です。

 総会の中で、「学校生活改善のための提言」という企画があり、校長に全校生徒から募集した提言を代表生徒が述べるというものです。

 今年は3つありました。

 1つめは、「美術部を作ってほしい」という要望です。これに対しての回答は、

 「まず、文化活動を行いたいという意欲をもっていることが素晴らしい。中学生には、美術制作はもちろん、音楽でも、e-sportsでも、陶芸、書道や生け花、囲碁将棋、など、世の中にある文化的な活動はすべて体験してほしいと思っています。ですが、これから学校の中にこれらの部活動を作って行うことにするかということについては、考えてほしいと思います。部活動にすると、活動時間、活動場所、活動内容などについて制限(決まりや約束事)が必ずあります。顧問の先生をお願いして、その時間その場所に居ていただかなくてはなりません。

 もしも部活動にすることで自由な制作活動に制限が加わるのであれば、逆に自分たちで主体的に取り組んでみることから考えたほうがよいのではないでしょうか。ジュニア展に応募する作品を制作しながら、美術の先生にアドバイスを受ける、お互いに作品を見せ合って批評し合うなどの活動は、是非行ってもらいたいです。中学生が文化的な活動をする場所は、今後運動部と同じく、地域(例えば公民館や図書館などの公共施設、民間の教室)へ移行する流れになっています。学校としては、今後、中学生が「やりたい活動ができない」という事態にならないようにしたいのですが、そのためには、「中学生が主体的に取り組めば実現できる」ことは是非中学生に取り組んでほしいと思っています。地域にも、文化的な活動ができる環境を整えていただくことを要請していきます。

 2つめは、トイレを建て直してほしいということでした。こちらは、今年度改修工事が行われます。洋式トイレが導入されます。

 3つめは、盛夏には体操着登校を許可してほしいというものでした。こちらは、例年体育祭の前に行っているので、現在は気温上昇がそれほどでもないですが、暑くて制服の着用も厳しい時期になる頃実現できるよう、教職員で検討して実施します。

 以上のように回答しました。

 次に、校則改正について考える協議が行われました。靴下の色をどうするかということをテーマに、アンケートを実施し、その結果をもとに全校で考えていこうということになりました。



2023年5月23日火曜日

お葉書有り難うございました。

  当校の近年の重点努力事項に、「自律する生徒を育てる」ということがあります。

 具体的には、「家庭学習の内容も自分で決める」というものです。終学活のときに、その日の家庭学習で何をするか決めて、フォーサイト手帳に記入します。家庭学習に限らず、自分が取り組むことは自分で決めて実行する、ということが自律した姿ですが、その生徒の取組を支援するのが教員の役割です。どの学年も、担任は「取り組んでいる生徒を褒める」ことに力を入れています。

 当校の教員の取組に、良い評価をしてくださった保護者様から、一葉の葉書が届きました。直筆で、葉書に書かれて投函してくださったお手間と、その内容に、ただただ感謝を申し上げます。有り難うございます。文面は、(匿名でありましたので)特にご迷惑がかからないと判断しましたので、以下に掲載させていただきます。

「いつも子供がお世話になっております。子供が毎日持ち帰りますフォーサイトのノートを見て、学校の様子がわかり頑張っている事を知る事ができます。先生の一人一人の『長所』を毎日コメントしてくださる事、本人も励みになっていると思います。今後共宜しく願います。」(中2保護者様より)

※最近2年生が授業態度も生活態度も充実していると感じていましたが、保護者様のこのような温かい支援の賜だと感じました。有り難うございます。返信が出来ずに申し訳ありません。

2023年5月15日月曜日

全校ウォークを行いました。

 5月12日(金)、全校ウォークを実施しました。

 晴天ですが日差しは強くなく、気温も20℃前後、風も適度にあって快適な状況でした。

 コースは例年とほぼ同様で学校~小川十字路交差点~布部~みどり小学校~猿沢~学校と、学校周囲の26㎞を一周するコースです。一部、林間部を避けるようにコースを変更しました(熊対策のため)。

 出発直後。1㎞11分のペースで、皆元気です。

 完歩して、帰還報告の様子。今年から、スタート・ゴールに、のぼり旗を使用しました。

 完歩した生徒たちは疲れた様子も見えましたが、怪我や事故もなく、無事に今年も全校ウィークを成功に終わらせることができました。ボランティアでご協力くださった保護者の皆様、大変有り難うございました。


2023年4月28日金曜日

今年度の取組

 4月の1ヶ月が過ぎようとしています。

おかげさまで学校は大変良いスタートを切って順調に日々進んでいます。

まもなく大型連休が始まりますが、生徒には健康で快活に過ごしてほしいものです。

4月の学校だよりの校長原稿です。

「令和5年度の開始にあたって」  ~自律する生徒を育てるために~

校長 近 貴志

令和5年度第1学期が順調にスタートしました。

校門前の生徒の挨拶は昨年にも増して良くなっています。

4月12日から3日間、3年生は修学旅行(関東方面)に行ってきました。主な見学地は、警視庁通信指令室や明治大学構内、NTTdocomo品川管制室などで貴重な体験や受講をすることができました。ディズニーランドも天候が良く生徒は1日楽しんでいたようです。

朝日中学校では今年度、次の内容にいっそう力を入れます。

※自分で計画してやり遂げるという生徒の取組を教職員が認め支援する(褒める)学校にします!

◎生徒の学力向上のために

 ①生徒が他者と関わり合いながら意欲的に学習を進める活動を充実させます(協働的な学習)。

 ②生徒が終学活時に家庭学習をプランニング(計画)し、家庭学習を充実させます。

 ③デジタルドリルやICTを活用し、個別最適化した学習を充実させます。

◎生徒のウェルビーイングを高めるために

 ①生徒が互いに認め合う「良いところ探し」活動を終学活で行い、居心地の良い学級を創ります。

 ②校則の意義について考える活動をとおして、よりよい校則に変えていきます。

◎生徒の健康安全・体力を高めるために

 ①生徒会で決めたメディア使用目標時間を守る取組を進め、生活を規則正しくします。

 ②他者と関わり合いながら体育授業や体育行事に意欲的に取り組む活動を充実させます。

今年度は、部活動の地域移行が始まります(朝日地区では移行元年となります)。

 令和5年度~7年度の3年間で休日(可能な限り平日も)の部活動を地域移行するという取組が始まりました。このことについて、村上市教育委員会から発出された保護者対象文書を当校ホームページに掲載しています。また、当校での実施については、4月28日(金)のPTA総会で詳しくお話しする予定です。ぜひご参加をお願いいたします。

 具体的には、NPO法人愛ランドあさひ様と連携し、今年度から融合型部活動を実施する方向で計画を進めます。

子どもがSociety5.0社会(未来社会)で豊かに生きる大人になるために

お子さんに買ってあげてほしいもの(子どもの未来への投資の勧め)

◎実用英語検定問題集(ぜひ3級取得を勧めてください。将来は英語を話せる人に!)

◎IoTの本やロボット工作キット(Society5.0社会で何かを作れる人になるために!)

◎その子の才能や専門性を高めると期待できる本や体験(自分にしかできない仕事を見つけよう!)

子どもが未来の朝日地区で豊かに生きるために、今、朝日中学校がするべきことは、地域との連携を強めることと、自律する子どもに育てることだと考えています。

「自分は学習や生活行動などで、何(内容)どのようにするか(計画)を自分で決定し、実行できる」という生徒に育てていきたいのです。


2023年4月10日月曜日

第34回入学式を挙行しました。

 4月7日(金)第34回入学式を行いました。

50名の新入生が、代表生徒の堂々とした誓いの言葉のとおり、朝日中学校での生活を充実させてくれることを期待します。

新入生の皆さん、保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。


式辞

 例年より早く校庭の桜が開花し、今日の入学式を祝ってくれているかのような美しい景色となっています。

 本日この良き日に、村上市教育委員会今井雅仁様、市議会議員鈴木いせ子様、渡辺昌様、鈴木好彦様、菅井晋一様、学校運営協議会、PTAの役員の皆様にご臨席を賜り、第34回入学式を挙行できますことに、心より感謝を申し上げます。有り難うございます。

 新入生の皆さん、入学おめでとう。ただいまの凜とした返事に、中学校生活へのあふれる希望がうかがえました。

 さて、皆さんが入学した朝日中学校は、どんな学校でしょうか。

 朝日地区の子どもを大切にする学校です。

 地域とともにあり、地域の方々と協力して地域の子どもを育てる学校です。

 朝日中学校に通うことで、朝日地区、そして住んでいる人たちをいっそう好きになり、将来この地区を豊かにしたい、ここで幸せに暮らしたいという気持ちになれる学校を目指しています。

 子どもを大切にするということは、甘やかすこととは違います。困難を乗り越える支えとなることです。

 学ぶということは、大部分は我慢が土台になります。我慢して学ぶことをとおして、学ぶ楽しさも知ることができます。苦しいことを我慢してやり遂げる姿勢がなければ、成功はありません。学校は、皆さんが苦しいことを乗り越えて成長することを支えます。

 将来幸せに生きてほしいと述べましたが、幸せの形は一人一人違います。

 「自分は、世の中をこのように良く変えたい」

 「自分は、こんなことで世の中の役に立つことが出来る」

 この2つの見方考え方をもって学び続けて大人になると、世の中を良く変えていける幸せな人になれるでしょう。

  中学校生活について述べると、皆さんには、朝日中学校でうれしさや楽しさを体験して過ごしてほしいのです。

 人はどんなときにうれしいでしょうか。

 自分の努力が良い結果となって報われたときです。

 人はどんなときに楽しいでしょうか

 周りの人が自分に優しくしてくれたときです。

 この両方を誰でも、いつも体験できる学校にしましょう。

 多少の苦しさを我慢して自分の力を発揮して努力し、周りの人には優しくしてあげる人になってほしい。

 その反対に、もし、人に嫌なことをしてしまったら、謝り、もうしないと言ってください。いじめは、両方ともつらい思いを経験します。長引けば、人生を狂わしかねません。朝日中学校は、絶対にいじめを見逃さない学校とします。全校生徒・保護者の皆様の賛成と協力、行動を求めます。どうかよろしくお願いします。

 保護者の皆様、お子様の中学校入学にあたり、朝日中学校を選んでいただき大変有り難うございます。3年間大切にお預かりします。ご心配なことがありましたら、職員に何でもご相談ください。お子さんが将来を幸せに生きるために、3年間皆様と力を合わせて教育に取り組んでいくことをお約束して、式辞といたします。

令和5年4月7日 村上市立朝日中学校 校長