4月7日(金)第34回入学式を行いました。
50名の新入生が、代表生徒の堂々とした誓いの言葉のとおり、朝日中学校での生活を充実させてくれることを期待します。
新入生の皆さん、保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。
式辞
例年より早く校庭の桜が開花し、今日の入学式を祝ってくれているかのような美しい景色となっています。
本日この良き日に、村上市教育委員会今井雅仁様、市議会議員鈴木いせ子様、渡辺昌様、鈴木好彦様、菅井晋一様、学校運営協議会、PTAの役員の皆様にご臨席を賜り、第34回入学式を挙行できますことに、心より感謝を申し上げます。有り難うございます。
新入生の皆さん、入学おめでとう。ただいまの凜とした返事に、中学校生活へのあふれる希望がうかがえました。
さて、皆さんが入学した朝日中学校は、どんな学校でしょうか。
朝日地区の子どもを大切にする学校です。
地域とともにあり、地域の方々と協力して地域の子どもを育てる学校です。
朝日中学校に通うことで、朝日地区、そして住んでいる人たちをいっそう好きになり、将来この地区を豊かにしたい、ここで幸せに暮らしたいという気持ちになれる学校を目指しています。
子どもを大切にするということは、甘やかすこととは違います。困難を乗り越える支えとなることです。
学ぶということは、大部分は我慢が土台になります。我慢して学ぶことをとおして、学ぶ楽しさも知ることができます。苦しいことを我慢してやり遂げる姿勢がなければ、成功はありません。学校は、皆さんが苦しいことを乗り越えて成長することを支えます。
将来幸せに生きてほしいと述べましたが、幸せの形は一人一人違います。
「自分は、世の中をこのように良く変えたい」
「自分は、こんなことで世の中の役に立つことが出来る」
この2つの見方考え方をもって学び続けて大人になると、世の中を良く変えていける幸せな人になれるでしょう。
中学校生活について述べると、皆さんには、朝日中学校でうれしさや楽しさを体験して過ごしてほしいのです。
人はどんなときにうれしいでしょうか。
自分の努力が良い結果となって報われたときです。
人はどんなときに楽しいでしょうか
周りの人が自分に優しくしてくれたときです。
この両方を誰でも、いつも体験できる学校にしましょう。
多少の苦しさを我慢して自分の力を発揮して努力し、周りの人には優しくしてあげる人になってほしい。
その反対に、もし、人に嫌なことをしてしまったら、謝り、もうしないと言ってください。いじめは、両方ともつらい思いを経験します。長引けば、人生を狂わしかねません。朝日中学校は、絶対にいじめを見逃さない学校とします。全校生徒・保護者の皆様の賛成と協力、行動を求めます。どうかよろしくお願いします。
保護者の皆様、お子様の中学校入学にあたり、朝日中学校を選んでいただき大変有り難うございます。3年間大切にお預かりします。ご心配なことがありましたら、職員に何でもご相談ください。お子さんが将来を幸せに生きるために、3年間皆様と力を合わせて教育に取り組んでいくことをお約束して、式辞といたします。
令和5年4月7日 村上市立朝日中学校 校長