5月19日(金)5,6限に、生徒総会が行われました。
今年度の生徒会のスローガン(活動方針)、書記局や専門委員会、学年委員会の活動計画などを全校生徒が一堂に会し審議・承認する会です。
総会の中で、「学校生活改善のための提言」という企画があり、校長に全校生徒から募集した提言を代表生徒が述べるというものです。
今年は3つありました。
1つめは、「美術部を作ってほしい」という要望です。これに対しての回答は、
「まず、文化活動を行いたいという意欲をもっていることが素晴らしい。中学生には、美術制作はもちろん、音楽でも、e-sportsでも、陶芸、書道や生け花、囲碁将棋、など、世の中にある文化的な活動はすべて体験してほしいと思っています。ですが、これから学校の中にこれらの部活動を作って行うことにするかということについては、考えてほしいと思います。部活動にすると、活動時間、活動場所、活動内容などについて制限(決まりや約束事)が必ずあります。顧問の先生をお願いして、その時間その場所に居ていただかなくてはなりません。
もしも部活動にすることで自由な制作活動に制限が加わるのであれば、逆に自分たちで主体的に取り組んでみることから考えたほうがよいのではないでしょうか。ジュニア展に応募する作品を制作しながら、美術の先生にアドバイスを受ける、お互いに作品を見せ合って批評し合うなどの活動は、是非行ってもらいたいです。中学生が文化的な活動をする場所は、今後運動部と同じく、地域(例えば公民館や図書館などの公共施設、民間の教室)へ移行する流れになっています。学校としては、今後、中学生が「やりたい活動ができない」という事態にならないようにしたいのですが、そのためには、「中学生が主体的に取り組めば実現できる」ことは是非中学生に取り組んでほしいと思っています。地域にも、文化的な活動ができる環境を整えていただくことを要請していきます。
2つめは、トイレを建て直してほしいということでした。こちらは、今年度改修工事が行われます。洋式トイレが導入されます。
3つめは、盛夏には体操着登校を許可してほしいというものでした。こちらは、例年体育祭の前に行っているので、現在は気温上昇がそれほどでもないですが、暑くて制服の着用も厳しい時期になる頃実現できるよう、教職員で検討して実施します。
以上のように回答しました。
次に、校則改正について考える協議が行われました。靴下の色をどうするかということをテーマに、アンケートを実施し、その結果をもとに全校で考えていこうということになりました。