今日は、水曜日で部活動休止日です。
生徒の、下校後の過ごし方は「自己裁量」ということになります。
「生徒がこの『水曜日の下校後』をどう過ごすかで、1年後にかなり差が出るなぁ」と思った次第です。
教職員は職員会議などをします。そこで、冒頭の話と関連して、職員会議での校長の話を載せます(本番より多少、丁寧に説明します)。
【要旨】
現代の生徒は、学習、部活動、ICT、地域活動など、やることがたくさんあります。校長としては、すべての生徒に、どの活動も体験してもらい、自分の個性や技量を磨いてもらいたいと思います。自分に合ったものを見つけて生涯を通じて取り組んでくれたら素晴らしいことです。
例えば部活動では、活動は原則として平日2時間(週4回)、休日3時間程度(週1回)と県のガイドラインに定められています。「これだけの時間では・・・。」と思うかもしれませんが、生徒も他にやるべきことがたくさんあります。
限られた時間で、自分が納得するところまで習熟する、成果を出すにはどうしたらよいか?
この「問い」を指導者はもちろん、生徒にも、もってほしいのです。
(勝つチームは、たとえ時間に制限がかからなくても、自ら「問い」をもって、「解決策を考える」の繰り返しだと思います)
私なりの「問い」への解答は、
「生徒が『2時間の練習にどう取り組めば上達するか』、自分で考えること」です。
もちろん、生徒の考えだけで完璧な練習メニューや上達方法を考案できるとは限りません。指導者の助けが必要です。ですが、生徒が主体的に「どうすれば2時間で?」と考え、工夫することが有力な上達法だと思います。
学習についても同様だと思います。成果を上げるには、朝日中学校で昨年来取り組んできた、「自主的に学習計画を立てる」ということが、有力な策だと考えます。
ぜひ、学校・地域が一体となって生徒を支援する際に、「生徒が主体的に自分の取組内容を考案して取り組むよう支援する」ようにあっていただきたいのです。
そして、2つ目に「生徒の能力を発揮する場をつくる」、3つ目に「生徒の『他者との関係性』を良好にする」と話は続くのですが、長くなるのでここでは割愛します。
今日は「取組」の紹介でなくて申し訳ありません。