11月8日、1学年が「二酸化炭素削減についての出前授業と体験学習」を行いました。1月28日(日)に、1学年は新潟日報社(メディアシップ)で「二酸化炭素削減について話し合う中学生円卓会議」(県内5校)に参加します。そのテーマについて、出前授業と体験学習を8日(水)午後に行いました。始めに、新潟日報社総合プロデュース室の畑川様から趣旨説明がありました。(写真↓)二酸化炭素の排出を2050年には実質ゼロにするということは、世界的な喫緊の課題となっています。
続いて、村上市農林水産課から講師としておいでいただいた本間郁朗様から、村上市の二酸化炭素削減の取組について講演していただきました。(写真↓)村上市では現在、年間60万トンの二酸化炭素が排出されている計算ですが、2030年にはクリーンエネルギーの活用で現在より約55万トン削減し、森林の吸収力増加で現在より約5万トン削減して、二酸化炭素の排出を実質ゼロにするという取組が進められています。説明が大変わかりやすく、取組の素晴らしさがとても良く生徒に伝わったようです。
そして、今回の体験学習を指導してくださる青葉組社長 中井照太朗様から、株式会社GREEN FORESTERS青葉組の活動(業務)について紹介(講演)していただきました。(写真↓)青葉組は、2020年創業の植林育林のベンチャー企業です。「東洋経済」誌2023年9月16日号の「すごいベンチャー100」にも選ばれました。今年7月から村上市で事業を展開しています。「森は人間が生きるための基盤」を方針として、植林・育林によって「脱炭素」、「生き物の住処(微生物含む)」、「水源を守る」ことを会社の業務として行っています。ドローンで山の上に150本の苗木を運ぶなど、最新の機器を活用して業務を行っています。
二酸化炭素削減について、理論的に学習した後、実際に植林をして自分たちも貢献しようということで、校区の荒沢で植林作業を体験しました。(写真↓)全員が1本ずつ、杉の苗木を植えました。この学習についてまとめ、1月28日にメディアシップを会場に、円卓会議で発表してきます。