2022年7月22日金曜日

1学期終業式と離任式を行いました。

  7月22日(金)、第1学期の終業式とALTのアンドリュー先生離任式を行いました。

 アンドリュー先生から、「日本へ来たばかりのときは、日本語も話せず、とても緊張していました。皆さんと一緒に英語を学習することは楽しかったです。良い生徒達でした。有り難うございました」とお別れの言葉をいただきました。

 終業式では、学年の代表から1学期の反省が述べられました。学習、部活動、友達との関係づくり、など、努力してきたことが立派に発表され、全校生徒と共有されたと思います。

 また、少年の主張大会に朝日中学校代表として出場する菅井結花さんが、全校生徒の前で主張を発表してくれました。素晴らしい内容でした。大会でも実力を発揮してほしいと思います。

 このほか、下越地区陸上大会女子砲丸投第4位の木村由愛さんの表彰、夏休み前の生徒指導主事からのお話、など、長時間にわたる全校集会となりましたが、皆立派な態度で参加しました。

 校歌の声も1学期で一番素晴らしかったです。

 最後に、終業式の校長講話を掲載します。

 夏休みから将来へ(終業式校長講話)                校長 近 貴志

 1学期の終業式を迎えました。生徒の皆さんにとって、それぞれの学年で自分の居場所(所属感)とやりがい(目標と達成感)を見つけられた1学期になったことと思います。

 さて、1学期に皆さんが回答した生活アンケートで「気になること」の回答として多かったのは、「将来のこと」と、「成績のこと」でした。これらは、学年が上がる毎に回答に選ぶ人数が増えます。

「将来の自分はどうなっているのだろうか?」「今の学習成績で希望の進路が実現できるだろうか?」と不安をもつことは誰にでもあることです。

 この2つの不安に対して、不安を自信に変えてもらえるにはどうすればいいだろうか?と私は考え、皆さんに終業式でお話しすることにしました。夏休みから始めてもらって、2学期に、自信をもって登校してもらえれば嬉しいです。

 皆さんが親世代になる頃、日本はSociety5.0の時代になっていると以前お話ししました。ビッグデータによって全ての情報が管理され、車が自動運転になったり、無人の農業機械が耕作していたり。ドローンで買い物の品物が飛んで来たり、体の不自由な人がロボットのようなスーツを着て歩いたりするようです。このような社会では、皆さんは今は存在していない職業に就いているのも当然かもしれません。宇宙船に乗ってレアメタルを採掘したり、海底資源を発掘したりしている人もその時代には現れるかもしれません。

 そのような時代に生きる皆さんが、「今学校で勉強している内容が未来社会に役立つのか?」と疑問を感じるのも理解できます。

 少子化ということもありますが、皆さんが生きる将来は「競争」の社会ではなく「共創」の時代であると考えます。一人一人の能力を最大限に発揮できるよう、支え合って成果を上げていく時代になります。すなわち、個人が自分の努力だけで成果を上げていく時代ではありません。協働することによって、「ジャンプ」が生まれます。自分の壁を乗り越える、または新しい成果が生まれる、一人では出来なかったことが出来るようになる、などです。未来は、チームを組んで目標に向かって協働して、誰一人取り残さずに豊かさを築くことに進んでいきます。

 中学生の今から、「そのように生きる」ことに取り組んでください。

 2つの不安を解消するために有効な方法は、「協働的に学習する」ことです。

 例えば、4人で同じ自主課題を一緒に学習する。1枚の問題用紙を4人で解く。どんな難しい問題でも学年相応のものであれば4人で解決できることが多いです。その4人を同じ目的をもつ「チーム」と考えて、受験も一緒に乗り越える。これで不安は解消する確率が高くなります。悩みは一人で考えているとそれが最大化されがちです。チームを組んで一緒に進むように受験勉強を進めれば、ゴールにたりつけると前向きに考えて、この夏休みから始めてください。守ってほしい事項だけ書いておきます。

〇 協働的に学習するには4人が最適な人数だが、入りたい人を断らない。

〇 一人で学習する人には、声をかけて誘う。

〇 チームが8人になったら、4人ずつ分かれて学習したほうが良い(日毎に交代しても)。

〇 教えてもらう人が得をするのではなく、教える人も学力が伸びるので、説明することを嫌がらない。

〇 友達の考えを否定しない。馬鹿にするような言葉を使わない。心を傷つけない。


2022年7月20日水曜日

SNS被害・加害未然防止講演会を行いました。

 本日6限に、SNS・インターネットを悪用した被害・加害未然防止講演会を行いました。

 講師は新潟県警察本部生活安全部少年課いじめ対策係 少年警察補導員 田巻 香奈様です。県警から朝日中までおこしくださいました。ちょうど本日の新潟日報に田巻様が別の学校で講演をされていた記事が掲載されています(「県央」欄)。

 6限の体育館という暑いさなかではありましたが、朝日中生徒のために、大変参考になるお話をしてくださいました。




 SNSを使う場合は他人を誹謗中傷してはいけないこと、個人を特定できるような掲載のしかたをしないこと、不適切な画像を送信しないこと、SNS上のいじめをしないように気をつけること、ゲーム依存に陥らないよう保護者とよく相談してルールを決める(守る)ことなど、自分や友達を守るために大切なことを教えていただきました。

 田巻様、本当にありがとうございました。
 講演では生徒会長が御礼の言葉を全員を代表して述べました。
 朝日中学校から、SNS悪用の被害者・加害者が出ないように今後も気をつけていきます。

 続けて、生徒指導の富樫先生から、SOSの出し方について、再度どのようにすればよいかお話がありました。
 生きるのがつらくなったときには、お家の方、学校の先生を含めてまず身の周りの大人に相談してください。
 もし身の周りの人に知られたくない場合には、配付した文書に、相談ダイヤルの番号があります。悩みごとを周囲に知られずに相談することができます。
 誰かに聞いてもらうだけで、心が落ち着く、安心することがあります。決して一人で悩まずに、相談してください。


2022年7月19日火曜日

PTA講演会におこしください

1学期が終わろうとしています。

大きな事故等がなく、1学期を終了できますことに保護者の皆様を始めこの欄をご覧になられている方々に感謝を申し上げます。

さて、夏季休業ですが、生徒の生命が最も大切ですので、そのことについては夏季休業前に生徒指導部からも、また終業式の校長講話でも、学活で学級担任からも話します。

夏季休業は、2学期の準備を進める大事な時期でもあります。ご家庭と連携し、1学期は欠席が多かったが2学期から学校へ来れるようになった、となってもらえるようにしたいと考えております。

そこで朝日地区小中4校では、いじめや不登校について、上越教育大学いじめ・生徒指導研究センター長の高橋知己教授におこしいただき、ご指導を賜ることにいたしました。

期日は8月4日(木)、4校の教員が高橋先生から直接ご指導を受けます(職員研修)。

その終了後の17時30分~18時30分に、保護者様向けの講演会を行っていただけることになりました。案内文書を明後日までに家庭配付でお届けいたしますので、講演会に大勢の方から御来場いただけますよう、お願い申し上げます。

演題は「いじめ・不登校から我が子を守る家庭の役割」(仮題)です。

期日は8月4日(木)17時30分~18時30分です。(1時間程度)

会場は村上市総合文化会館大ホールです。

参会の方には、会場入り口で検温のご協力と、お名前をご記帳願います。

詳しくは、明後日配付の案内文書をご覧ください。


2022年7月14日木曜日

期末三者面談ありがとうございました。

本日まで4回(計4日間)、期末三者面談(生徒・保護者・担任)を行っておりました。

御来校いただき、ありがとうございました。

この面談を活かして、良い夏休み、良い2学期になるよう、努めてまいります。

明日は、県大会激励会、下越吹奏楽コンクール激励会があります。

3連休の間に、県大会が行われます。

話が変わりますが、また新型コロナウイルス感染症が拡大しだしました。

2m以上の距離、マスクの着用(ただし冷房が効いている部屋など、熱中症対策も必要)、手洗いの徹底など、感染防止を呼びかけております。暑い中でマスクを着用できない場合は、十分に距離を取り、会話を行わないようにしましょう。熱がある場合、体調に異変を感じる場合は、登校を見合わせましょう。37.5℃以上ある場合は出席停止の確認と、受診をお願いいたします。

2022年7月6日水曜日

今日は3年2組で解の公式を佐藤先生が授業しました。


昨日の3年1組の数学授業の課題の解答です。

今日、3年2組で佐藤先生がこの授業を行い、村上市と関川村の中学校、村上中等教育学校前期課程の先生方がその授業を見に来られました。

生徒の取組が素晴らしく、暑い中、一生懸命考えていたことを皆さん口々に褒めていかれました。

この公式は、この後、暗記して2次方程式を解くために使います。因数分解できない2次方程式だと判断したら、即使いましょう!

3年生は2組もすごいですね。

2022年7月5日火曜日

3年1組の数学を参観しました。

3年1組の数学を参観して


今日、5限に3年1組の数学の授業を参観して、とても感動しました。

授業者の佐藤先生はこの授業のために時間をかけて準備をしてきました。

課題は、「2次方程式の解の公式を(自力で)導きなさい」というものです。

教員採用試験の問題に出るくらい難しく、容易でない課題です。



上の段の2次方程式を与えられて、下の段の解の公式を自力で獲得するという、何からやっていいのか困るような課題です。

生徒がみんな、一生懸命取り組んでいました。そのことに感動しました。

解答は載せられませんが、自力で導いている生徒、途中まで出来ている生徒のノートを確認して、「すごいなぁ」と思いました。

課題にねばり強く取り組む、協力して取り組む、助言をしっかり受け取る、素晴らしいの3拍子です。

また見に行こうと思いました。