生徒会執行部の司会進行で「いじめ見逃しゼロスクール集会」が開かれました。
全校生徒が参加し、学区の小学6年生も中学生に混じっていじめの問題について考えを深めました。
今回のテーマは『いじり』です。
テレビの中や私たちの日常生活では、人間関係を円滑にするために、時として相手の欠点や気にしていることを指摘して座を和ませようとする言動があります。
これを最近では俗に「いじり」と呼ぶことがあります。
「いじり」の背景には様々な心理が働きます。
「相手のことを友達だと思っている。」「親しい仲だからこれくらい良いだろう。」「悪意を持っていないから問題ない。」等、様々な理由があります。
しかし、時にそのことが人の心を深く傷つけることになります。
今回は、この「いじり」を取り上げ、時には一人一人が個人で、場面を変えてグループ協議で意見交換など、様々な角度から考えました。
1年生から3年生までのグループに、6年生も加えて、それぞれの立場から考えを深めました。
学校での仲間同士の生活がよりよくなるために、いじめで心を痛める友達を出さないために真剣に考えました。
各小学校の代表、中学校の代表が感想発表をして集会を終えました。
「この集会で学んだことを行動に移してこそ、本当のいじめ見逃しゼロスクールです。」
司会をしてくれた生徒会本部の挨拶が心に響きました。