2023年2月2日木曜日

2月全校朝会校長講話「授業の振り返りの一つの方法」

 2月1日(水)、全校朝会を行いました。

 校長講話の主な話題は、「授業の振り返り」です。だんだんと授業の回数を追うごとに学力がつくようにするには、どうすればよいか。

 それには、「授業の振り返り」(家庭学習での復習など)が必要です。「家でこんなふうに授業の振り返りをしてみてはどうでしょうか」と生徒に話しました。(以下はそのあらすじ)

 「料理を作るときに、初めて作る料理は、インターネットなどでレシピを見ます。そうすると、私でも作ることができます。この間は、山形の芋煮を作りました。」

 「料理のレシピには、①必要な材料②作る手順③作るコツ、ポイントが書いてあります。もしこれをメモしてノートを作ると、その料理を何度でも同じように作ることができます。」

 「授業の復習でも、例えば数学の授業を受けたら、問題を解くのに①必要な知識②解く手順③解くためのポイント、をレシピのようにまとめておくと、また同じように解くことができます。」

 「もし、今の家庭学習に、この3つの視点に留意してノートを作成する作業を入れると、わからない問題が解けるようになったり、テストで良い点数を取ることが出来たりすると思います。ぜひ今日からやってみてください。」

 「ノート作りの作業は、最初は大変ですが、慣れてくると、楽しく感じたり、無駄を省いて作れるようになったりするはずです。また、手順を考えることから、ストーリーとして頭に残るようになり、大事なポイントをつかんだり、別の解き方を思いついたりできるはずです。」

 この話の原稿は、Googleクラスルーム「全校生徒」にも投稿しました。質問も受け付けています。

 復習(振り返り)用のノートは、教科ごとに分けたほうが良いです(1教科1冊)。

 英語や、社会科など、学習の手順に順番が付けにくいものもあると思いますが、自分なりに手順が「ストーリーになるように」決めて順番に学習内容を並べて記入していくと良いと思います。